福島のニュース
福島市と、近隣の8市町村の名物や特産品をふんだんに取り入れた「『絆』弁当」が9月1日、市内の道の駅ふくしまで発売される。第1弾は福島名物のいかにんじんを使った「ふくしまおいなりさん」。木幡浩市長が28日の定例会見で発表した。
市と二本松、伊達、本宮、桑折、国見、川俣、大玉、飯舘の各市町村で構成する「ふくしま田園中枢都市圏」が企画した。福島市役所9階の食堂が今年3月で閉店するまでの間、月1度の頻度で実施していた飲食イベント「『絆』day」を弁当販売の形で復活させる。
ふくしまおいなりさんの販売は9月末まで。イカのうまみとシャキシャキとした食感が味わえるいなりずし弁当で、地元食材を活用したおかずも付く。平日に10食、土日に20食を用意し、税込み777円で提供する。
10月以降は市外の都市圏構成市町村や、オブザーバーの山形県米沢、宮城県白石両市ならではの弁当メニューを月替わりで提供する。(県北版)