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糸洲流国際空手道選手大会で優勝を含む上位入賞を果たした日本空手道糸洲会南相馬支部スポーツ少年団のメンバーは29日、福島県南相馬市役所を訪れ、門馬和夫市長に活躍を披露した。
組手7歳以下の部で佐藤陽澄さん(石神一小2年)が優勝、型8~9歳女子の部では平栞織さん(大甕小3年)が3位に輝いた。組手10~11歳女子で石戸谷海音さん(原町一小6年)、同14~15歳男子で平翔吾さん(原町高1年)、同45~54歳有段男子で石戸谷政伸さんの3人が、それぞれ5位に相当する敢闘賞を獲得した。
5選手と糸洲会南相馬支部の中村博之支部長が門馬市長、山田勇人健康福祉部長と懇談した。佐藤さんは初の国際大会出場で優勝を飾り「よい結果を出せてうれしい」と胸を張った。平翔吾さんと栞織さんは兄妹で、過去のバーチャル国際大会でも活躍。「直接世界の選手と対戦できた」と成果を語った。
石戸谷政伸さん、海音さんは父娘。スポ少で技術指導員を務める政伸さんは「子どもたちの声援に勇気づけられた」と喜びをかみしめ、海音さんは「練習通り力を発揮できた。お父さんの姿はかっこ良かった」と笑顔を見せた。
門馬市長は一挙5人の上位入賞という快挙をたたえた。
国際大会は8月1~4日、千葉県浦安市で開催された。(相双版)