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第37回警察装備資機材開発改善コンクールの審査結果が29日までに決まった。警察装備資機材の部は二本松署員が考案した「改良耐刃防護衣」、鑑識資機材の部は福島県警本部鑑識課員が考えた「指紋採取器」がそれぞれ最優秀賞に輝いた。
改良耐刃防護衣は首元内側に新たにポケットを設け、デジタルカメラなどの機材を収納できるようにした。指紋採取器は、遺体の検視時に指紋の写真撮影を容易にするため考案された。
県警本部と各警察署から両部門に計168点が出品された。最優秀賞2点、優秀賞4点を選んだ。6作品は警察庁が催す警察開発改善コンクールに出品した。
優秀賞は次の通り。
▽警察装備資機材の部=ミニパト装備資機材の車載用コンテナ(南会津署)即時応戦警杖(いわき南署)
▽鑑識資機材の部=保護シート付き転写シート(いわき東署)ブレない綿棒立て(いわき中央署)