福島市のあづま総合運動公園、全面開放を再開 熊被害の西側エリアも利用開始 巡視など対策強化

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福島市のあづま総合運動公園、全面開放を再開 熊被害の西側エリアも利用開始 巡視など対策強化

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熊による人的被害を受けて一部施設を閉鎖していた福島市のあづま総合運動公園は30日、安全を確保できたとして西側エリアの利用を開始した。これで全面的な開放が再開した。
西側エリアは被害の発生場所で、市民家園や遊具などがある。県は下草を刈り、熊が潜伏しにくい環境を整えた。爆竹の音で熊を遠ざける対策を実施するのに加え、巡視を強化した。
再開したエリアを家族で訪れた福島市の会社員佐藤裕太さん(32)は「子どもたちの遊び場として利用していたので、再開はうれしい。熊が出ないよう対策を続けてほしい」と話した。