福島のニュース
猪苗代スキー場を運営するDMC
aizu(福島県猪苗代町)は、町内の「世界のガラス館
猪苗代店」「猪苗代地ビール館」を運営する親正産業の株式の過半数を取得し、子会社化した。スキー場やゴルフ場、温泉、観光農園のグループ施設と連携した周遊型旅行プランを設け、一層の誘客を図る。
ガラス館は1995(平成7)年の開業。世界各国から集めた約2万5千点のガラス製品を展示、販売している。クリスタルグラス、吹きガラス、アクセサリーを取りそろえ、ガラス専門ギャラリーとして日本最大級の規模を誇る。地ビール館は同じ敷地内に1997年に開所した。本場ドイツの醸造設備と製法を導入し、磐梯山の伏流水と厳選素材でビールを仕込んでいる。
株式取得は8月29日付。子会社化に伴い、親正産業の成井理人社長は取締役社長となり、代表取締役にDMC
aizuの遠藤俊平常務が就く。従業員の雇用は継続される。
DMC
aizuは猪苗代スキー場や福島市高湯温泉の旅館玉子湯、郡山市磐梯熱海温泉の四季彩一力、会津若松市の会津磐梯カントリークラブなど複数の観光・リゾート施設を運営している。