「三河台リーダーズクラブ」 中高生がまちづくり提案 1年以上かけ議論 福島市の中央西地区

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「三河台リーダーズクラブ」 中高生がまちづくり提案 1年以上かけ議論 福島市の中央西地区

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福島市の中央西地区(三河台小学区)の中高生でつくる「三河台リーダーズクラブ」は30日、三河台学習センターで、住民・地域団体の活動指針となる計画策定を進めている懇談会に、まちづくりの提案書を渡した。福島駅西口前を含む地区の活性化に向け、若者が集う場の創出や使われていない建物の再利用などを促した。
クラブの生徒13人が1年以上をかけて議論しまとめた。おいしい果物があるなど市の長所を示し、課題として道が狭く街灯がない場所が多い、若者向けの店、場所、イベントが少ない、放置されている建物が多い、駅周辺が発展していない点を挙げた。若者と大人が協力し、課題に向き合う必要性を訴えた。イトーヨーカドー福島店跡地については公園のような広場にするよう提案した。
生徒の代表7人が発表し、懇談会の代表者に提案書を手渡した。クラブは5年前の現計画策定時にも提案をしている。前回に続き提案に携わった生徒の一人川崎真優さん(安達高3年)は「若者や高齢者が集まる広場などがもう少しできればいい」と話した。
懇談会は提案を参考に、今年度中に「ふくしま共創のまちづくり計画」を策定する。(県北版)