福島のニュース 「防災の日」の1日、福島県下郷町の重要伝統的建造物群保存地区・大内宿で防災訓練が繰り広げられた。万が一の事態に備え、かやぶき屋根が並ぶ集落で一斉放水訓練が実施された。大内区、地元の消防団、婦人消防隊、消防団OBの大内宿火消組などから約40人が参加した。旧街道にある放水設備を点検後、22基を使ってサイレンを合図に一斉に放水した。大内宿防災会長の浅沼弘志区長は「かやぶき屋根を火から守る。予防消防に力を入れたい」と話した。