福島市から宇宙への挑戦！　「スカイスペースプロジェクト」本格始動　２５日、キックオフイベント

福島市は航空宇宙関連産業の推進に向けた「スカイスペースプロジェクト」を本格始動させる。民間主導の小型衛星・小型ロケット分野に焦点を当て、市内企業の参画や、関連産業の誘致を促す。９月２５日午後６時３０分から、市民センターでキックオフイベント「福島からはじまる宇宙への挑戦！」を催す。
プロジェクトでは、県や南相馬市と連携したセミナーを開く他、福島市大笹生のふくしまスカイパークを飛行テストなどの実証の場として活用してもらう。事業展開の機運を高め、企業の成長を後押しする。
キックオフイベントは市内を拠点に活動するエアレースパイロットの室屋義秀さんが社長を務める「パスファインダー」との連携協定事業。室屋さんと木幡浩市長が対談し、宇宙関連産業の人材育成や産業振興の将来像を考える。
市は２２日まで、イベントの参加者を募集している。対象は製造業、ＩＴ関連企業、宇宙関連産業に興味のある個人、企業。参加無料で、定員６０人程度。希望者は市ホームページの専用フォームから申し込む。問い合わせは市産業雇用政策課へ。（県北版）