福島のニュース 10月4~6日に開催される県重要無形民俗文化財「二本松の提灯祭り」を1カ月後に控え、福島県二本松市本町の浅倉提灯店で太鼓台を彩る提灯の製作がピークを迎えている。同店は創業300年を超える老舗で、8代目浅倉祐二さん(73)と妻春子さん(66)、9代目で長男の大輔さん(40)が連日、文字の書き入れや色染めなどを手作業で進めている。防水のための油を塗り、その後は室内の干し場で約2週間かけて自然乾燥させる。県北地方を中心に注文が多く、10月上旬まで作業が続く。