福島のニュース 月が地球の影に入り、欠けたように見える天体現象「皆既月食」が8日未明から明け方にかけて福島県内の一部で観測された。いわき市の小名浜港周辺では南西から西の空で月が午前1時27分に欠け始め、同2時30分ごろに全体が隠れた。約1時間20分にわたり、うっすらと赤銅色の姿が確認できた。田村市滝根町の星の村天文台によると、次に皆既月食が見られるのは2026(令和8)年3月3日午後8時ごろから9時ごろ。今回より観測しやすい時間帯となる。