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福島県本宮市ふれあい美術館の「ウィリアム・モリス
英国の風景とともにめぐるデザインの軌跡」は11月3日まで、同美術館で開かれている。
英国のウィリアム王子(現皇太子)が2015(平成27)年に同市を訪れてから、今年で10周年となったことを記念した企画展。
英国出身のモリスは、19世紀に芸術と日常生活の統合を目指した「アーツ・アンド・クラフツ運動」を主導するなど、さまざまな分野で活躍した芸術家として知られる。動物や植物と規則性のあるデザインを組み合わせた作風が世界各国で支持を受けている。
会場にはモリスやモリスから影響を受けた作家らが手がけたカーペットや壁紙など約70点が並んでいる。
時間は午前9時から午後5時(最終入館は同4時30分)まで。祝日を除く月曜日休館(10月13日、11月3日は開館)。観覧料は大人700円(税込み)、高校生以下無料。問い合わせは同美術館へ。
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写真家で大阪芸術大教授の織作峰子さんによるギャラリートークは28日午後2時から同美術館で開かれる。聴講無料。イベントを通して、モリスの生涯について解説する。(郡山版)