福島県昭和村でからむしの買い入れ 鑑定人が3段階に格付け

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福島県昭和村でからむしの買い入れ 鑑定人が3段階に格付け

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福島県昭和村の秋を象徴するからむしの買い入れが25日、村内の大芦福祉館、村公民館の2カ所で行われた。
村からむし生産技術保存協会の会員らが育てたからむしの繊維を、奥会津昭和村振興公社が毎年買い上げている。両会場にはからむしの茎から取り出された黄金色の繊維が次々と運び込まれた。鑑定人がしなやかさや光沢の美しさなどを基準に「特上」「上」「並」の3段階に格付けした。
公社が買い上げたからむしの繊維は、村内でからむし織製品に加工される他、新潟県の越後上布・小千谷縮の原料にもなる。