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福島県大玉村は10月中旬、同村産初のブランド米「あだたらの恵」をデビューさせる。1日発表した。
村産米のおいしさを科学的に証明するため、村は福島大食農学類の新田洋司教授に研究を依頼した。2019年から2023年まで調査した結果、全国的に見ても良食味米で毎年安定的に生産されていることが証明されたことからブランド米の発売を決定した。
あだたらの恵は、①食味値84以上となる取り組みをするもの②環境に優しい農業に取り組む「みどり認定」を受けていること③カメムシ防除空中散布しないこと―など五つの条件を満たした米が対象となる。銘柄は「コシヒカリ」を中心に、県オリジナル高級米「福、笑い」も含む。
村のふるさと納税返礼品として展開し、順次村内のあだたらの里直売所での販売や村内の飲食店での提供を予定している。
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村は16日、東京都の東京ドームホテルで「あだたらの恵」の記者発表会・試食会を開く。新田教授らがあだたらの恵のおいしさや魅力について解説する。

