福島のニュース
JR只見線は1日、全線再開通から3年を迎えた。記念として1872(明治5)年の鉄道開業時の車両をイメージした特別列車が運行され、沿線住民が出迎えた。
列車は普段、宮城県内で運行されている。2両編成に首都圏などの約70人が乗り込み、会津若松駅を出発し、只見駅で折り返して緑豊かな沿線を走り抜けた。只見駅では小学生や住民らが到着時や出発時に駅に集まり、乗客に手を振った。
只見線は2011(平成23)年の新潟・福島豪雨で橋が流失するなどして運休した。福島県が線路や駅舎を保有・管理し、JR東日本が運行する「上下分離方式」で2022(令和4)年10月1日に全線で運転が再開された。

