【ふくしまSDGs】こども食堂に食品寄贈 福島民報社・福島放送フードドライブ 取引企業など協力

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【ふくしまSDGs】こども食堂に食品寄贈 福島民報社・福島放送フードドライブ 取引企業など協力

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福島民報社と福島放送は取引企業などの協力を得て、家庭で余った食品を募るフードドライブ事業「笑顔の広場」を実施した。段ボール107箱分とコメ162キロの食品を2日、ふくしまこども食堂ネットワークに寄贈した。
両社が結ぶ「ふくしまみんなのSDGs連携協定」に基づき、7、8、9月に行った。趣旨に賛同し協力した県内の企業、団体、教育機関は過去最多の43で、各事業所に設けた回収箱に食品が寄せられた。寄贈は4回目。
贈呈式はネットワークが事務局を置く郡山市の「福島コトひらく」で行われた。福島民報社の安斎康史常務が「子どもの笑顔がたくさん見られる子ども食堂になってほしい」、福島放送の早川源一常務が「活動を継続し、子ども食堂を支えていきたい」とあいさつし、渡辺啓二共同代表に寄贈品を手渡した。
渡辺共同代表は「皆さんの思いが子どもへの支援に向けられ、心が豊かになる」と感謝した。
寄贈品は、ネットワークに加盟する県内144カ所の子ども食堂の利用者らに届けられる。