町規模では福島県内初、DMO登録の猪苗代観光協会 町役場で登録証交付式 来訪者の満足度向上へ決意新た

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町規模では福島県内初、DMO登録の猪苗代観光協会 町役場で登録証交付式 来訪者の満足度向上へ決意新た

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観光庁の観光地域づくり法人(DMO)に登録された猪苗代観光協会への登録証交付式は2日、福島県の猪苗代町役場で行われた。関係者は地域一丸となって来訪者の満足度を高めていく決意を新たにした。
国土交通省東北運輸局の長沢秀博観光部長が神田功会長に登録証を手渡した。神田会長は「『何度でも訪れたくなるリゾート地』を目指し、質の高い観光地をつくる」と決意を示した。二瓶盛一町長が「観光地、リゾート地、避暑地として猪苗代の地位を確立していく」とあいさつした。
DMO登録は県内で7団体目、町規模の団体としては初となる。猪苗代観光協会は宿泊割引クーポンなどによる安定的な集客とリピーター率の向上、スキーと歴史・文化などを組み合わせた高付加価値商品づくりなどに取り組む。2024(令和6)年の延べ宿泊者数27万6千人に対し、2027年は30万1千人の目標を掲げた。(会津版)