福島のニュース
脱炭素社会の実現に向けた人材を育成する「いわきカーボンニュートラル(CN)社会連携共同講座」は3日、福島県いわき市の福島高専で初回の講義を行った。
市内に拠点を置く24の企業・団体で構成するいわきカーボンニュートラル人財育成コンソーシアムの主催。来年2月の公開シンポジウムを含めて14回の講座を開き、CNに向けた国・県・市、市内の企業の取り組みを学ぶ。
開講式で庄司秀樹会長(東洋システム社長)が「環境保全と経済を両立する基盤をつくり、若い人たちに美しい地球を残せるようにしたい」とあいさつした。幹事会社のひまわり信用金庫の上條博英理事長が講座の趣旨を語り、福島高専の菊地卓郎副校長が今後の実施計画を説明した。
約100人が参加し、クイズでCNの基礎知識を確認。10のグループに分かれ、ワークショップでおのおのが抱くCNへのイメージなどを意見交換した。

