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福島県二本松市で開幕した二本松の提灯祭りに合わせて、二本松一中出身の同級生らで運営する「二本松じもと愛研究室」は4、5の両日、市内竹田の大七酒造前にブースを設け、祭りや二本松の魅力をアピールするオリジナルグッズを販売して人気を集めている。
「二本松の文化・歴史・風土を愛する人必見」として鉛筆やメモ帳、ファイル、コースター、ステッカーなど二本松愛をアピールする数十種類が並び、デザインには地元の児童が描いた楽しい絵も取り入れた。Tシャツなどもある。
代表の太田朝弓さん(23)はお茶の水女子大大学院で地元愛の教育的意義を研究中。今夏には二本松一中で総合学習の講師を務め、「日本一、地元愛の熱い二本松をつくろう」と呼びかけ、放課後児童クラブのスタッフとしても活躍している。
4日は看護師の伊藤芽生さん(24)、幼稚園教諭の金子亜希菜さん(23)、大学生の五十嵐理紗さん(23)とともにグッズの紹介と販売に当たり、市民らが次々に購入した。太田さんは「活動を通して子どもたちの地元愛を育てていきたい」と話している。
5日は午前10時30分から午後4時ごろまで開店する。グッズは数量限定で、なくなり次第終了する。(県北版)

