福島県内の醬油一堂に　１３日までコラッセふくしまで販売

全国醬油品評会の入賞銘柄などを集めた「ふくしまの醬油フェア」は４日、福島市のコラッセふくしま内の県観光物産館で始まった。１３日まで。
県味噌醬油工業協同組合の主催。最高賞の農林水産大臣賞に輝いた山形屋商店（相馬市）の「ヤマブン本醸造特選醬油」など入賞５銘柄をはじめ、県内各地の２５蔵元の３８銘柄を販売している。入賞銘柄の特製ミニボトル（１００ミリリットル）５本セットを１５００円（税込み）で販売している。
フェアに先立ち、コラッセふくしまで品評会受賞報告会を開いた。組合の満田盛護理事長が、都道府県別入賞数は福島県が３番目に多かったのを踏まえ「品質の高さを全国にアピールできた」とたたえた。受賞蔵元の代表者があいさつし、山形屋商店代表社員の渡辺和夫さんは「古里の味と誇れる醬油を造るのが使命。研さんを重ねていく」と述べた。