【試合結果詳細】いわき市4連覇 本宮市に6―0 2025市町村対抗野球(10月5日)

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【試合結果詳細】いわき市4連覇 本宮市に6―0 2025市町村対抗野球(10月5日)

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金獅子旗と知事杯を懸けた第19回市町村対抗県軟式野球大会の最終日は5日、郡山市のヨーク開成山スタジアム(開成山野球場)で準決勝と決勝を行った。決勝はいわき市が本宮市を6―0で下し、4連覇を果たした。
表彰式では芳見弘一福島民報社社長が賞状と金獅子旗、優勝杯を、丹治貴子県文化スポーツ局次長が賞状と知事杯をいわき市の星龍之介主将らに贈った。特別協賛のリオン・ドールコーポレーション、JA共済連福島から副賞が贈呈された。
芳見社長が「復興の道を歩む県民、それぞれの市町村の皆さんを勇気づける戦いぶりだった」とあいさつし、橋本隆一県野球連盟会長代行が「いわき市の実力は群を抜いていた。各市町村は『打倒いわき市』を目指し頑張ってほしい」と講評した。棄権を除く58市町村の代表チームがトーナメントで争った。◇ヨーク開成山▷準決勝いわき市21014―8南会津町00000―0(5回コールド)(いわき)石井―滝口(南会津)猪股大、星碧―芳賀、猪股大▷本塁打
滝口、西山、船山(い)▷三塁打
辻本(い)▷二塁打
磯辺(い)猪股大(南)▷盗塁
い0、南0▷失策
い0、南0▷安打
い8、南1▷奪三振い5、南2▷与四死球い0、南3(球)佐藤(塁)高橋、松本、斎藤▷試合時間
1時間1分
【評】投打で圧倒したいわき市が南会津町に大勝した。いわき市は一回無死二塁、辻本の右越え三塁打で先制すると、二回は滝口、四回は西山、五回は船山が本塁打を放つなど、リードを広げた。南会津町はいわき市の先発石井の前に1安打にとどまり、好機をつかめなかった。
▶南会津町・高橋信仁監督
起用できる投手が少なく、苦しかった。初回の2失点で流れが悪くなった。ベンチの雰囲気は良く、最高の仲間と楽しく試合できた。
★佐藤孝司球審(いわき市―南会津町)いわき市は石井成投手の好投と甘い球を捉える打線の力が光った。南会津町は点差が開いても、明るくプレーしていた。本宮市
0010000―1須賀川市0000000―0(本宮)柳沼澄―渡辺敦(須賀川)荻原、榊枝、村越祐―笠井▷二塁打
渡辺仁、渡辺隆、渡辺徹(本)▷盗塁
本0、須1▷失策
本2、須2▷安打
本3、須3▷奪三振
本10、須3▷与四死球
本0、須5(球)小泉(塁)斎藤、大和田、石井▷試合時間
1時間26分
【評】本宮市が須賀川市との投手戦を制した。本宮市は0―0で迎えた三回1死一、三塁から、五十嵐の遊ゴロが敵失を誘い先制点を挙げた。柳沼澄は10三振を奪って完封した。須賀川市は3投手が、被安打3と粘ったが、打線の援護がなかった。
▶須賀川市・深谷勝仁監督
7年ぶりの優勝を目標に掲げてきたが、相手投手が一枚上手だった。選手たちは力を出し切り、よく戦った。来年こそは優勝したい。
★小泉郁弥球審(本宮市―須賀川市)両チームとも堅守で、締まった試合だった。五回の窮地を三振でしのいだ本宮市の柳沼澄人投手は気合が球に乗っていると感じた。◇ヨーク開成山▷決勝本宮市
0000000―0いわき市004200×―6(本宮)根本、菅島―渡辺敦(いわき)西山、船山―船山、星▷二塁打
熊谷(本)小泉(い)▷盗塁
本0、い1▷失策
本1、い0▷奪三振
本2、い7▷与四死球
本4、い0(球)阿部(塁)佐藤、高橋、松本▷試合時間
1時間38分
【評】いわき市が中盤に畳みかけ本宮市に快勝した。いわき市は三回に暴投で先制した後、小泉の左越え2点二塁打などでこの回4点を奪った。四回は辻本の右前適時打で突き放した。先発西山は5回無失点にまとめた。本宮市は散発2安打と打線が沈黙した。
★阿部浩行球審(本宮市―いわき市)打順が一回りしたいわき市打線が相手投手を攻略し、有利に試合を進めた。本宮市は諦めずにはつらつとプレーしていた。