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音楽イベント「風とロック芋煮会2025」は5日、福島県北塩原村のエンリゾート・グランデコで閉幕した。「IMONY
IANRYOKO(慰安旅行)」をテーマに4日からライブや多彩な催しを繰り広げ、県内外の来場者に癒やしと元気を届けた。
1番手のシンガー・ソングライター高橋優さんは、15年前に北塩原村で開かれた“芋煮会”に出演した際の思い出を語った。初出演のアイドルグループ「私立恵比寿中学」と青森県のボーカルユニット「ライスボール」の歌とダンスで観客が一体となった。
フィナーレで出演者がイベントの公式テーマパークソング「風とロックの宴会歌[うたげうた]」を観客と共に歌い、会場に手拍子が響いた。実行委員長のクリエイティブディレクター箭内道彦さん(郡山市出身)は、過去にイベントに出演した同郷の俳優西田敏行さんを「県民の心の支え、誇りが、昨年亡くなった」としのんだ。最後に西田さんの代表曲「もしもピアノが弾けたなら」を出演者と歌い、「西田さんが愛した場所でこの曲を歌えて(本人は)喜んでくださっているかもしれない」と思いをはせた。
イベントは風とロック、福島民報社の主催、北塩原村の共催。Glicoグループ、サクラナレッジファクトリーの特別協力、明治、花王、点天、福島日産自動車の協力。

