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豊かな森林や木材に触れる「子ども自然体験フェスティバル」は5日、福島県白河市の南湖森林公園で開かれた。
市農林整備課の主催で、県森林環境交付金事業。フィンランド発祥のスポーツ「モルック」体験会では、参加者がブナやトチ、ヒノキなどの県産材で作った円柱状の棒を投げて、数字が書かれた木製のピンを倒した。倒れた本数や書かれている数字を加点し、50点ぴったりに合わせた。
モルック棒への絵付けも行われた。横浜市から帰省して参加した会社員和知亮さん(34)は長女紬ちゃん(4)が描く様子を見守りながら、「子どもが楽しんでいるのが何より」と笑顔だった。
イスやキーホルダーを作成する木工教室では、同公園案内人の会員10人の助言を受け、子どもたちが金づちでくぎを打った。
ストラックアウトやフライングディスクなどのニュースポーツの体験会も催された。会場には、森林の役割や木材活用などをテーマにしたパネル10点が展示され、来場者が熱心に見入った。(県南版)

