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福島市荒井のや公園付近で6日、熊2頭が相次いで目撃された。利用者の安全を確保するため、県は公園全域の臨時休園を決めた。熊の目撃による休園は8月以来で、再開時期は未定。
福島署や公園を管理している県都市公園・緑化協会によると、同日の午前11時55分ごろ、市内荒井字水林のあづま公園橋で車で走行していた50代女性が体長約100センチと約50センチの熊2頭を目撃した。午後2時45分ごろには、園内を歩いていた30代男性が茂みにいる体長約100センチと約50センチの熊2頭を発見した。市は園内の補助陸上競技場付近に、わなを設置した。
熊の出没を受け、園内で13日まで開催されている「全国大陶器市」も急遽休止となった。7日は休園のため、県は8日以降の対応については今後検討するとしている。
市内ではこの他、午前8時ごろ、同市伏拝字沼ノ上の国道4号で、歩道にいる熊が目撃された。現場は伏拝交差点から北に約40メートルで、近くには住宅などが立ち並ぶ。

