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9月上旬に成り済まし詐欺の被害を未然に防いだとして会津若松署は3日、福島県会津若松市の東邦銀行滝沢支店の井上真史さんに署長感謝状を贈った。同支店は8月にも被害を防いだことから、県警本部が同支店を「なりすまし詐欺未然防止マイスター」に認定した。
同署によると、9月9日、70代女性が来店し、「暗号資産取引のため自分名義の口座から現金を振り込みたい」などと求めた。対応した井上さんは詐欺を疑い、同署に連絡して被害を防いだ。
贈呈式は同署で行われた。本多文彦署長が井上さんに感謝状を手渡し、佐藤剛県警本部生活安全部長が七海修副支店長にマイスター認定証を贈った。井上さんと七海さんは「今後も支店内で詐欺防止の意識を持ち、声かけなどの対応に努めたい」と話した。(会津版)

