ノミネート作品に福島県会津若松市の会津高「古今の契り」 「日学・黒板アート甲子園」の結果発表

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ノミネート作品に福島県会津若松市の会津高「古今の契り」 「日学・黒板アート甲子園」の結果発表

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黒板にチョークで絵を描く「日学・黒板アート甲子園2025」は8日、結果が発表され、高校生対象のメイン大会の最優秀賞・優秀賞・入賞のノミネート作品に福島県会津若松市の会津高の「古今の契り」が選ばれ、会津学鳳高の「猛勢の華」がエリア賞(北海道・東北)に輝いた。中学生対象のジュニアの部は、いわき市の中央台南中の「目一杯に映る春」がアイデア賞に選ばれた。ノミネート作品の各賞は11月24日に決定する。
会津高は会津の歴史の象徴である白虎隊士と現代の女子高生を描いた。女子高生が飛び出している学校新聞は、過去と現代を隔てる壁を越え、昔の人と自身がつながる世界をイメージ。中央の輝きはタイトルの「契り」を表した。
会津学鳳高は白虎隊にちなみ白虎を中心に構成した。背面の滝や左右の荒波にも揺るがず進む虎の姿から、逆境に立ち向かった白虎隊の精神を表現した。
中央台南中は卒業をイメージし、桜が映る目を描き込んだ。大胆にモチーフを一つに絞り、色を重ねてリアルさを追求した。
黒板、白板メーカーの日学(本社・東京都)の主催。全国166校から合わせて281点が集まった。