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スノーボード日本代表の荻原大翔選手(20)=TOKIOインカラミ=は8日、福島県磐梯町でスポンサー契約会見に臨み、出場を目指す来年2月のミラノ・コルティナ冬季五輪へ「2種目で金メダルを取りたい」と決意を述べた。
荻原選手は星野リゾート
ネコマ
マウンテンとスポンサー契約を結び、磐梯町の星野リゾート
磐梯山温泉ホテルで会見した。期間は10月から5年間。スノーボードへのロゴ掲示に加え、スキー場でのイベントを開催する。
荻原選手は茨城県牛久市出身。父親の影響で3歳でスノーボードを始めた。冬季は毎週、茨城から猫魔スキー場(現・星野リゾート
ネコマ
マウンテン北エリア)に家族の車で通った。9歳で3回転技を習得すると12歳でプロ資格を取得。今年1月の冬季Xゲームで6回転半を成功させるなど、「スピンマスター」の異名を持つ。ミラノ・コルティナ冬季五輪では、ビッグエアとスロープスタイルで金メダルを目指す。
現在は宮城県村田町に拠点を置きながら、世界を転戦する。帰国時は国際大会レベルのジャンプ台があるネコマ
マウンテンで調整する。「ネコマのおかげで世界と戦えるようになった。守りに入らず、攻めの姿勢で戦っていく」と意気込んだ。

