福島県内の観光地タクシーで巡るコース全27種類 パンフレット改訂 福島地区タクシー協組

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福島県内の観光地タクシーで巡るコース全27種類 パンフレット改訂 福島地区タクシー協組

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福島市内のタクシー会社でつくる福島地区タクシー協同組合は、県内の観光地をタクシーで巡るコースをまとめたパンフレットを改訂した。観光客らに秋の行楽シーズンや、来年開催のふくしまデスティネーションキャンペーン(DC)などで活用してもらう。
福島県の周遊にタクシーを利用してもらおうと、同組合が独自に観光ルートを定めた。市内のJR福島駅を発着点とし、各地へ送迎している。改訂版では県内のタクシー運賃が4月に値上げされたことに伴い、運賃を変更。福島県いわき市、山形県米沢市や安達太良山などを巡るコースを追加した他、ルート記載の観光地を紹介するサイトへつながるQRコードも加えた。
観光コースは全27種類で、組合の16社が協力する。最大乗車人数は普通車が4人、特大車が9人。定額で利用できる。事前予約制で各社へ申し込む。インバウンド(訪日客)増加を受け、英語版も作成した。
県庁や市役所、各観光案内所などで配布している。英語版は組合のホームページでダウンロードできる。大村雅恵理事長(大和自動車交通社長)は「冊子を見た上でタクシーを利用し、楽しい旅をしてほしい」とPRしている。安斎浩事務局長が同席した。(県北版)