2種のデイサービス提供 住民が憩えるカフェも 福島県須賀川の複合型施設「ココイロ」開所

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2種のデイサービス提供 住民が憩えるカフェも 福島県須賀川の複合型施設「ココイロ」開所

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福島県須賀川市のDACCS(柳沼康之社長)は7日、市内中山に地域密着型デイサービスと放課後等デイサービスを提供する複合型施設「ココイロ」を開所した。カフェも併設し、地域住民の憩いの場としての活用も期待される。
事業所名には、利用者の「個々(ココ)」の「特色(イロ)」が輝ける場所という意味を込めた。2階建てで1階に地域密着型デイサービス、2階に放課後等デイサービス機能をそれぞれ配置した。延べ床面積は約190平方メートル。
地域密着型デイサービスは、施設に通う抵抗感を無くすため、歩行などの機能訓練や麻雀、手芸など豊富なメニューから利用者が活動を自由に選択できるようにした。
放課後等デイサービスは、小学1年生から18歳までの障害を持つ人が対象。幅広い年代の子どもたちが楽しめるようボルダリングや遊具、絵本などをそろえた。11月から利用を開始する予定。
施設を障害の有無や年齢に関係なく集まれる場所にしようと、1階に地域住民が利用できる喫茶施設「MARU
Cafe(マルカフェ)」を開店した。
柳沼社長は同日行われた開所式で「常に利用者の視点を持ってサービスを提供し、地域福祉の向上につなげる」と決意を述べた。(県南版)