福島のニュース
福島市大森のアートスペース月光醤油で26日まで、インスタレーション作家による「福島からの手紙Ⅳ
プロジェクト」が開かれている。12日、出展作家による語る会が開かれる。
会場は江戸時代に建てられた醤油蔵を活用したギャラリーで、プロジェクトは2014(平成26)年に始まった。国内外の作家が福島と向き合い、歴史ある建物と響き合う作品を展示している。
今回は4作家が参加。高田芳樹さんは草木に溶け込む屋外作品「空際
くうさい(土と空の境界)」、小林ナオコさんはコケを用いた「大森で朝を待つ」、竪川可奈さんは情緒あふれる和室に「睡蓮の思い出」、高見晴恵さんは自然光を取り入れた「Beginnings」を発表している。出展作家による語る会は12、25日午後3時30分から会場で開かれる。
絵画展「ウクライナからの手紙」を同時開催し、リウネ市在住のリュドミラ・ダホバさんの作品を展示、販売もしている。オーナーの佐藤有さんは「作品とともに建物も楽しんで」と来場を呼びかけている。
金、土、日、月曜日開館。時間は午前10時から午後6時。入場無料。問い合わせはアートスペース月光醤油へ。(県北版)

