新聞紙バッグ作りに励む　福島県の郡山北工高、１８日に「北嶺祭」　来場者に配布

福島県郡山市の郡山北工高の文化祭「第１６回北嶺祭」は１８日午前１０時から、同校で催される。工業高ならではの特色を生かしたものづくり体験や展示、販売などが繰り広げられる。同校図書委員会の生徒は文化祭に向け、新聞紙を使ったエコバッグ作りに励んでいる。当日は来場者に無料配布し、作品や商品を持ち帰る際に利用してもらいたい考えだ。
エコバッグには、学校で保管していた約１年前の新聞紙を活用。福島民報が毎週木曜日に発行している別刷り「情報ナビたいむプラス」などを切ったり貼ったりし、さまざまな柄や大きさのバッグを作っている。
９月ごろからほぼ毎日、放課後の時間を使って制作を進めている。最初は委員会の数人だけで作業していたが、互いに作り方を教え合うなど徐々に輪が広がり、現在は１０人以上が協力してくれるようになった。
委員長の川名健太さん（機械科３年）は、作り始めた当初は苦戦し時間がかかったが、今では手際が良くなったという。「文化祭までに１０枚以上作りたい。当日は荷物が多くなると思うので、バッグを活用して楽しんでほしい」と話している。
バッグは、一般出入り口付近と販売が行われている教室に配置する予定。（郡山版）