来春統合の小野高 総合学科1期生 母校集い同窓会 〝最後の宿題〟やり切る 福島県小野町

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来春統合の小野高 総合学科1期生 母校集い同窓会 〝最後の宿題〟やり切る 福島県小野町

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小野高の総合学科一期生の同窓会は12日、福島県小野町の同校で開かれた。来春、船引高と統合し「あぶくま柏鵬高」となるのを前に同窓生が母校に集い、思い出を胸に刻んだ。
小野高は1998(平成10)年には総合学科を開設した。1期生は約200人で5クラスあった。卒業後は、クラス会を開催していたが、学校が統合することを知った恩師の一人が、学年全体の同窓会を開くことを提案。〝最後の宿題〟として教え子たちが実行委員会をつくり、同窓会を計画してきた。
この日は卒業生約80人と当時のクラス担任らが出席した。再結成した応援団とともに校歌や応援歌を歌った後、教師らが、当時の思い出や近況報告をした。会場には当時のクラス写真など飾られる中、思い出を題材にした○×クイズなども楽しんだ。
実行委員長の草野隼人さんは「これからも母校の思い出を胸に焼き付け、今回の同窓会をきっかけに絆を強めていきたい」とあいさつした。
小野高は1942(昭和17)年に田村農蚕学校として開校した。