福島のニュース
会津地方の豊かなものづくり文化や食文化を楽しむ「雪国ものづくりマルシェ
2025秋」は11日、福島県会津若松市の県立博物館で催された。
県博と一般社団法人会津地域文化藝術フォーラムの主催。会場には会津漆器や会津木綿などの伝統工芸品が並んだ。会津本郷焼「草春窯
工房爽」の田崎宏さん(会津美里町)は、県博に収蔵されている室町時代の画僧雪村周継が描いた野菜の絵をモチーフに絵付けした白磁器を出品した。
県博の小彼岸桜から作られた蜂蜜など、地元の農産物や加工品の販売ブースもあり、家族連れらでにぎわった。伝統工芸を体験できる各種ワークショップ、地酒を楽しめる「利き酒コーナー」も人気を集めた。
県博館内で「あいづ東山芸妓ふれあいDay」も同時開催された。あいづ芸妓振興友の会の主催。来場者は東山芸妓とお座敷遊びを楽しんだり、一緒に写真を撮ったりして楽しいひとときを過ごした。(会津版)

