福島のニュース
日本デザイン振興会は15日、2025(令和7)年度のグッドデザイン賞を発表した。福島県磐梯町に唯一の工場を持つシグマ(本社・川崎市)のレンズ交換式フルサイズミラーレスカメラ「Sigma
BF」が最高賞の大賞に次ぐ金賞と経済産業大臣賞に輝いた。同カメラを含め福島県関係は計8件が入賞した。
国内唯一の総合的なデザイン評価・推奨の制度で、今年度は全国5225件を審査対象とし、1619件が受賞した。大賞1件に次ぐ金賞に19件が選ばれた。このうち「Sigma
BF」を含む3件は国内の経済発展に特につながるとして、経産大臣賞となった。シグマは「今後もお客さまに真に喜ばれる製品の開発に努める」としている。
福島県関係では双葉町のJR双葉駅西側の町営住宅「駅西住宅」など東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復興に関する受賞もあった。
「Sigma
BF」以外の福島県関係受賞結果は次の通り(賞は全てグッドデザイン賞)。
▽なん度も使えて可燃ごみに出せるペコペコしないサトウキビなコップ=三義漆器店
IZ
EARTH▽ミッドタワーいわき、並木の杜シティ=フージャースコーポレーション、日本エスコン▽福島水素エネルギー研究フィールドR&D
Center=鹿島東北支店▽駅西住宅・双葉駅西側地区災害公営住宅等整備プロジェクト=ブルースタジオ、都市再生機構、パシフィックコンサルタンツ、双葉町▽福島学カレッジ表現コース=東京大大学院情報学環・学際情報学府開沼博研究室、固、ル・プロジェ▽フローラル・マット、野の花マット、浜っ子ターフ、伊勢マット、花草子=仲田種苗園▽能舞台=葛尾村、葛尾村教委、葛尾むらづくり公社、日大工学部浦部智義研究室、はりゅうウッドスタジオ、はりゅうコンストラクションマネジメント、エムタス企画室

