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福島県大玉村は16日、村内産では初のブランド米「あだたらの恵」の発表会・試食会を東京都内で開いた。ふるさと納税の返礼品としてのみ取り扱う。17日から専用ポータルサイトで申請を受け付ける。あだたらの恵への寄付額目標を約1500万円としている。
あだたらの恵は①食味値84以上②環境に優しい農業に取り組む「みどり認定」を受けていること―など五つの条件を満たした米を対象とする。主力品種「コシヒカリ」などが中心になると想定している。食味値88以上などの米を「特等」として展開する。
発表会では押山利一村長があいさつし、試食会では関係者らが炊きたてのあだたらの恵に舌鼓を打った。参加者からは「香り、甘味が強い」などの声が上がった。
村はあだたらの恵の周知に向け、17、18の両日に村内のあだたらの里直売所で数量限定で販売する。都内の飲食店「dancyu食堂」は10月30日から11月12日まで、定食用のご飯として提供する。

