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展覧会「福島県政150周年・東日本大震災15年
大ゴッホ展
夜のカフェテラス」開催記念講演会は18日、福島県会津若松市の会津大で開かれた。県立美術館の早川博明名誉館長が「ゴッホ
その祈りと夢」と題し、ゴッホの作品や生涯について語った。
実行委員会の主催で、福島市の県立美術館で開催する「大ゴッホ展」(来年2月21日~5月10日)を前に企画した。約220人が聴講した。早川名誉館長はオランダに生まれたゴッホがフランス・パリで印象派の鮮やかな色彩に出合い、表現が変化したと説明。また、日本の浮世絵に影響を受け、「日本の美しい情景を求めて南仏アルルに行き、そこで『夜のカフェテラス』『アルルの跳ね橋』などの傑作を残した」と紹介した。「ゴッホの作品からは、エネルギーに満ちた奥の深い世界を感じる。絵の中に人生を描いている。彼の生涯に思いをはせながら、名作を間近で鑑賞してほしい」と呼びかけた。
展覧会の2、3両月平日限定特別チケット「早割券」の販売期間は今月31日まで。一般・大学生2200円。公式ホームページから購入する。前売り券は11月1日から取り扱う。大ゴッホ展 福島展

