東日本国際大「地域活性化アイデアコン」 落合さんら(経済経営学部3年)最優秀 AR活用し恐竜時代を再現 福島県

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東日本国際大の学生が地域活性化のアイデアを披露する「ユニークアイデアコンテスト」の最終審査は18日、福島県いわき市の同大で開かれた。最優秀賞には市海竜の里センター跡地を活用する「いわきジュラシックパーク計画」(代表・落合悠人さん=経済経営学部3年)が輝いた。
学園祭「鎌山祭」の一環として実施した。1次審査を通過した6組が最終審査に進み、JOUJUの河合光政会長、グローバルビジネス戦略総合研究所の遠藤乙彦社長、学校法人昌平黌の緑川浩司理事長、同大の吉村作治総長らが審査した。
いわきジュラシックパーク計画は、市内で発掘されたフタバスズキリュウにちなんだプロジェクト。最新のAR(拡張現実)技術を活用し、センター跡地で恐竜時代の海中世界を再現したアトラクションを提供する。市内の他施設とも連携し、教育プログラムや化石発掘体験などを幅広く展開するというアイデアが高く評価された。
この他にも、観光と防災を両立させた情報アプリ、空き家を活用して居場所づくりと高齢者の仕事創出を図る取り組み、「常磐もの」の販売促進を目指したアプリなど、学生の高い問題意識と優れた感性から生まれたアイデアが紹介された。(いわき版)