福島のニュース
▽決勝
福島市3-2郡山市
福島市の先発佐藤陽太が毎回のように走者を出しながら、粘りの投球を披露した。要所を締めて完投勝利を挙げ、「今大会で一番いい球を投げられた」とすがすがしい表情を浮かべた。
一回、安打や失策などで1死二、三塁とされると、4番打者に投じたライズボールが暴投となり先制を許した。その後は2四球で満塁となるが、自分を信じて捕手のミットに球を思い切り投げ込んだ。三振と右飛に打ち取り、最少失点でしのいだ。
二回以降は走者がいない場面はストライクで大胆に攻め、ピンチを招くと集中力を高めた。丁寧に低めのコースを突き、自由にスイングをさせなかった。「走りが良かった」という直球と、緩いドロップを中心に組み立て、凡打の山を築いた。
ソフトボールをプレーしていたのは小学校までで、再開したのは社会人になってからという21歳。伸びしろを残しており、「立ち上がりのまとまりと制球力を高めたい」と語る。今大会の飛躍を自信に、より完成度の高い投手を目指す。
福島市3-2郡山市
福島市の先発佐藤陽太が毎回のように走者を出しながら、粘りの投球を披露した。要所を締めて完投勝利を挙げ、「今大会で一番いい球を投げられた」とすがすがしい表情を浮かべた。
一回、安打や失策などで1死二、三塁とされると、4番打者に投じたライズボールが暴投となり先制を許した。その後は2四球で満塁となるが、自分を信じて捕手のミットに球を思い切り投げ込んだ。三振と右飛に打ち取り、最少失点でしのいだ。
二回以降は走者がいない場面はストライクで大胆に攻め、ピンチを招くと集中力を高めた。丁寧に低めのコースを突き、自由にスイングをさせなかった。「走りが良かった」という直球と、緩いドロップを中心に組み立て、凡打の山を築いた。
ソフトボールをプレーしていたのは小学校までで、再開したのは社会人になってからという21歳。伸びしろを残しており、「立ち上がりのまとまりと制球力を高めたい」と語る。今大会の飛躍を自信に、より完成度の高い投手を目指す。

