出演者「最高の舞台に」 福島県郡山市の演劇集団Crato舎 25、26日に最終公演

  • [エリア] 郡山市
出演者「最高の舞台に」 福島県郡山市の演劇集団Crato舎 25、26日に最終公演

福島のニュース


福島県郡山市の演劇集団「Crato舎(クラートシャ)」の最終公演は25、26の両日、市内笹川のアートスペース傘(笹の川酒造内)で開かれる。最高の舞台にしようと、出演者の稽古に熱がこもる。
演目は「嘘漉き」(脚本・村松みさき)。劇団主宰の橋本市郎さんが潤色・演出を手がける。老舗の紙問屋という「家」と、戦中、戦後の「時代」に翻弄された3世代の女性たちの物語。重ねられた嘘の中で、もつれながらも懸命に生きる。橋本さんは「厳しい時代をどう生き抜いたか。女性たちのたくましさを感じてもらいたい」と話した。
出演は朽木碧十理さん、佐久間千鶴子さん、流風青波さん、大内紫穂さん、近藤結紀子さん、吉川直子さんの女性6人。大野沙亜耶さんが演出助手を担っている。
公演は25日は午後2時30分と同6時30分の2回、26日は午後1時から。チケットは一般2千円(当日2500円)、学生千円。予約フォームやメールで予約できる。予約、問い合わせはCrato舎
メール(cratosha2017@gmail.com)へ。(郡山版)