人間国宝 十四代今泉今右衛門氏 来月12日から陶芸展 郡山

  • [エリア] 郡山市
人間国宝 十四代今泉今右衛門氏 来月12日から陶芸展 郡山

福島のニュース


陶芸の重要無形文化財保持者(人間国宝)「十四代今泉今右衛門展」は11月12日から17日まで、郡山市のうすい百貨店で開かれる。
福島民報社の主催。十四代今右衛門氏は、江戸時代からの有田焼最高級の磁器「色鍋島」を継承し、発展させてきた。白抜きの「墨はじき」の技法を基にした「雪花墨はじき」、現代感覚豊かな「プラチナ彩」などの技法で新たな世界を切り開いている。
作品展では吾妻山の雪うさぎをモチーフにした「色絵雪花薄墨墨はじき吾妻の雪兎模様花瓶」をはじめ、香炉、額皿、置物など約70点を展示、販売する。十代~十三代の作品を参考展示する。時間は午前10時から午後7時(最終日は午後5時)まで。15、16の両日に十四代が来場し、16日午後1時からギャラリートークを催す。問い合わせはうすい百貨店へ。







今右衛門陶舗の今泉善雄社長は21日、福島民報社郡山本社を訪れ、「豊かな生活空間をつくる作品を見つけてほしい」とPRした。