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福島県矢吹町の光南高の創立30周年記念式典は23日、同校第1体育館で行われ、在校生や教職員が新たな歴史を刻む決意を新たにした。
来賓を含め約680人が出席した。小針幸雄校長が「困難な時代において本校が担う役割は重要になっている。生徒が未来を切り開く確かな力を養えるよう教育内容の充実に努めていく」と式辞を述べ、創立30周年記念実行委員会の大木倉吉会長があいさつした。
来賓の蛭田泰昭矢吹町長、県高校長協会県南支部の森下陽一郎支部長が祝辞を述べた。これに対し、生徒会長のマメルト・ミルザ・サイモン・パランさん(3年)が「先輩方が築いた実績は私たちの誇り。さらなる輝きを目指して努力していく」と誓った。
記念講演会では声優で歌手の本名陽子さんが「スタジオジブリから学んだこと」と題して話した。
光南高は1996(平成8)年に開校した。総合学科と先進的なICT(情報通信技術)環境が特長で、これまでに約6600人の卒業生を輩出している。

