福島のニュース
NPO法人福島青年管弦楽団は来年4月2日、台湾・台北市でコンサートを開く。団員として共に演奏する若者を11月30日まで募っている。福島県在住か、ゆかりのある10~20代が対象で、演奏の経験や楽器がなくても応募できる。
楽団は東日本大震災をきっかけに設立され、国内外で演奏会を開いている。その都度、団員を募っており、台北公演は昨年に続き2回目。現地で小学生から大学生までによる台北愛楽少年楽団と共演する。音楽を通して日台の文化交流を図るとともに参加者の成長を促す。
練習を来年2月まで毎月第4土曜日に福島市内で行う。3月はプロを招いた集中リハーサルなどに臨み、3月30日に福島公演を市内のふくしん夢の音楽堂(市音楽堂)で開く。翌日から4月3日まで渡航する。費用は1人8万円~9万円。既に35人程度の応募があった。
斎藤弘樹代表理事は「ぜひ挑戦し、成長のきっかけをつかんでほしい」と呼びかけている。申し込みは斎藤代表理事へ。
◇
◇
楽団は18日、福島市の蓬萊中の文化祭で生徒と共に演奏した。
昨年度に器楽部がなくなってしまった同校と楽団が8月から取り組んでいる「HORAIユースミュージッククラブ」の一環。教員・生徒6人、団員4人の計10人が出演した。

