白河藩主・松平定信の半生が演劇に 26日まで白河文化交流館コミネス(福島県白河市)で上演

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白河藩主・松平定信の半生が演劇に 26日まで白河文化交流館コミネス(福島県白河市)で上演

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NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」に登場している白河藩主・松平定信の物語が演劇になった。福島県白河市の白河文化交流館コミネスで24日夜から公演が始まり、多くの市民が熱心に見入った。公演は26日まで。
しらかわ演劇塾の主催。「おらほの殿さん~松平定信伝~」と題した公演は、分かりやすく、堅苦しくない舞台となっている。信念を貫き、領民を思いやった半生が史実に基づいて描かれた。舞台でしか味わえない感動が広がり、終演後はスタンディングオベーションも起きた。
白河市べらぼう活用推進協議会から依頼を受けて劇化に挑んだ。牧田ジュンイチさんが脚本を書き下ろし、定信役の薄井聖人さんら団員が約4カ月にわたり稽古を重ねてきた。十文字律子代表は「知っているようで知らなかった定信像を出演者やスタッフが勉強し、想像力を膨らませて演じている。多くの方に観劇してもらいたい」と語っている。
最終日の26日の上演は午前11時からと午後5時30分からの2回。当日券は一般が3千円、25歳以下が2千円、高校生以下は500円。問い合わせはコミネスへ。