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サッカーJ2いわきFCは26日午後1時5分から、徳島県鳴門市の鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアムで徳島ヴォルティスと対戦する。リーグ戦は残り5試合。昇格プレーオフ進出に向け、4位の相手から勝ち点3をもぎ取りたいところだ。
いわきは徳島と通算2勝2分け1敗で、3月の前回対戦時は1―1で引き分けた。徳島はリーグ最少の20失点と堅守を誇る。4試合連続得点中で勢いに乗るFWルーカス・バルセロス選手、FWトニー・アンデルソン選手が攻撃の要。ブラジル出身の両FWに対し、いわきの田村雄三監督は「堅守をこじ開けることも大事だが、リスクマネジメントを徹底しないといけない。前で打開できる選手もいるのでしっかり意識していきたい」と警戒する。
いわきは前節の愛媛戦を2―1で制したが、裏を突くような動きを徹底できず課題が残った。2戦連続で先発出場中のMF加瀬直輝選手(尚志高出身)は「ボールを出して走ったり斜めに抜けたりする動きを練習で確認している。そこをどんどん崩して得点につなげたい」と対策を練る。武器のスピードとドリブルで相手の堅守に風穴を開ける役割が期待されている。「得点やアシストの数字を残し、ボールを運んで陣地回復させる前向きなプレーをしていく」と意気込んでいる。(いわき版)

