福島のニュース
第78回全日本合唱コンクール全国大会は25日、富山市のオーバード・ホールで開幕し、初日は高校部門を行った。福島県勢はAグループ(6人以上32人以下)の安積黎明(女声)、Bグループ(33人以上)の郡山がともに金賞を受けた。
安積黎明は6大会連続49度目の出場。金賞は4大会ぶり38度目。課題曲「Sub
tuum
praesidium(汝の庇護のもとへと)」(ジョヴァンニ・ピエルルイージ・ダ・パレストリーナ作曲)、自由曲「左川ちかの詩による『太陽の娘』~女声合唱とピアノのための~」(左川ちか作詩、鈴木輝昭作曲)を歌った。
郡山は13大会連続14度目の出場。金賞は2大会ぶり10度目。課題曲「Das
edle
Herz(気高き心)」(エルンスト・マリネッリ作詩、アントン・ブルックナー作曲)、自由曲「混声合唱組曲『五つの願い』から『Ⅴ
空に小鳥がいなくなった日』」(谷川俊太郎作詩、三善晃作曲)で臨んだ。
大会は全日本合唱連盟などの主催。Aグループに17校、Bグループに13校が出場した。1位相当の金賞・文部科学大臣賞はAが国府台女子学院(千葉県)、Bが浦和一女(埼玉県)だった。
26日は中学生部門の混声と同声を行う。福島県から混声に郡山一、同声に郡山五、二本松一、郡山七が出場する。

