葵高生2人が初出品 11月3日まで喜多方漆器青年部と漆器展示販売会 福島県会津若松市の福西本店

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葵高生2人が初出品 11月3日まで喜多方漆器青年部と漆器展示販売会 福島県会津若松市の福西本店

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喜多方漆器青年部と葵高の漆器展示販売会は25日、福島県会津若松市の福西本店で始まった。会津塗を学び、初出品した葵高生2人の作品などが来場者の関心を集めている。11月3日まで。
葵高の探究活動の一環で、一条春歌さん(2年)と目黒はなさん(1年)が青年部の岩橋美琴さんの指導を受け、7月から製作を進めてきた。会津塗の技法の一つ「鉄錆塗」を学び、約4カ月かけて箸や箸置き、手鏡などを仕上げた。一条さんは「塗りの作業が難しかったけど無事完成した。季節をイメージした箸の模様に着目してほしい」、目黒さんは「鉄錆塗の立体感を表現できたと思う。見に来た方には技法の奥深さも伝えたい」と語った。
会場には岩橋さんの他、斎藤傑さん、斎藤大輝さんの青年部の作品も並んでいる。青年部主催の展示販売会も初めての試みで、岩橋さんは「会津の伝統文化を体感してもらえれば」と来場を呼びかけている。
時間は午前10時から午後5時まで。入館料は500円(税込み)。29日は休館日。問い合わせは福西本店へ。(会津版)