福島のニュース
会津大とICT総合サービス企業・エフコム(福島県郡山市)は28日、ICT分野の人材育成や産業振興に向けた包括連携協定を締結した。サイバーセキュリティー対策で、福島県での人材育成の中核的役割を担う体制づくりなどを目指す。
地元企業などを対象とした「サイバー攻撃対策演習講座」を12月に共催する。従来の講座を、最新の動向を踏まえた内容にリニューアルする。運営などにエフコムのノウハウを生かす。
締結式は福島県会津若松市の同大で行い、束原恒夫理事長兼学長と斎藤正弘社長が協定書を交わした。束原理事長兼学長は「連携を深め、ICT分野の人材育成や産業振興の基盤を強化していく」、斎藤社長は「大学と会社の強みを生かして人材育成や社会課題の解決に取り組み、社会に貢献したい」とあいさつした。
人材育成の他、産学連携による拠点施設の機能強化、地域課題解決に向けて連携する。

