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福島県は29日、県建築文化賞の受賞施設を観光資源として活用するモデルコースを発表した。各地の建造物を巡る「ふくしまインフラツーリズム建築文化編」と銘打ち、中通り、浜通り、会津の3地方でそれぞれ5施設を選び、コースを設定した。いずれも過去に正賞を受けた須賀川市民交流センターtette(テッテ)、浦尻貝塚
縄文の丘公園
貝塚観察館(南相馬市)、はじまりの美術館(猪苗代町)を核とし、周遊観光を促す。
29日は発表に先立ち、内堀雅雄知事が建築文化賞を主催する福島民報社の芳見弘一社長と共に中通りコースのテッテ、玉川村複合型水辺施設「乙な駅たまかわ」を視察した。
県はインフラツーリズムを観光振興の新たな切り口とし、来年春の大型観光企画「ふくしまデスティネーションキャンペーン(DC)」などでの誘客につなげる方針。

