福島市森合地区を文化香る街に　１１月１日、２日「アートストリート」　自由参加の野外スケッチなど

福島市森合地区を文化の香る街として盛り上げるイベント「アートストリートふくしま」は１１月１、２の両日、同地区の県立美術館前の並木通りなどで催される。自由参加の野外スケッチを実施する。市内蓬萊町在住の人形作家・斎藤タケエさんの展示を行うほか、葉っぱ切り絵アーティスト・Ｌｉｔｏさんの作品写真パネルの展示など、多彩な企画を繰り広げる。
実行委員会の主催。時間は両日ともに午前１０時から午後３時まで。スケッチイベントは１、２の両日実施し、当日の参加も受け付ける。参加者の作品は福島大の厚生施設「如春荘」で展示する。
県登録有形文化財・瓶子家住宅主屋では斎藤さんが手がけた、ほのぼの人形を展示する。古布を用いた温かみのある衣装が特徴で、夫の喜行さんが手作りした小道具と合わせ、結婚式や祭りの様子などを表現した約３００点を並べる。
飯坂線の美術館図書館前駅では、１枚の葉っぱを切り取り、優しくユーモアのある世界観を表現したＬｉｔｏさんの作品を収めた写真を駅舎に展示する。
いずれの会場も入場無料で、時間は午前１１時から午後３時まで。問い合わせは市文化振興課へ。（県北版）