児童生徒が鋭い質問 福島県浪江町でこども議会 若い視点で町の未来を考える

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児童生徒が鋭い質問 福島県浪江町でこども議会 若い視点で町の未来を考える

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福島県浪江町のこども議会は10月30日、町役場の町議会議場で開かれた。児童生徒が若い視点と豊かな発想で鋭い質問を投げかけ、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復興が進む町の未来を考えた。
子どもたちが古里の将来を考える機会とし、社会参画への意欲を養うのが目的。震災と原発事故発生以降、3回目の開催となった。
なみえ創成小の5、6年生となみえ創成中の1~3年生の合わせて34人が「議員」となった。7班に分かれ、こども議会に向けて考えてきた内容を質問。「普段通える病院を増やしてほしい」「小学校に遊具を設置する計画はあるか」など町の課題に関してただした。
吉田栄光町長、山本邦一、成井祥両副町長、横山浩志町教育長、各課長が答弁した。山本幸一郎町議会議長が講評し、吉田町長があいさつした。(相双版)