福島のニュース
福島県警福島署は、熊の目撃場所を知らせる地図の最新版を同署ホームページで公開している。管内で熊の目撃情報が相次いでいる事態を受け、住民に注意を促している。
福島署によると、今年同署に寄せられた管内の熊の目撃情報は10月20日時点で175件に上り、昨年同時期に比べ108件多い。
マップでは1~8月に目撃された場所をマルで示し、直近の9、10両月の出没地点にはバツを付けた。特に目撃が多い地域の天戸川や須川、荒川上流域を円で囲み強調した。
同署の曲山泰司地域課長は、人身被害を避けるためには果樹やごみの管理、目撃しても近づかないなどの基本的な対策が必要と指摘。「被害に遭わないよう、マップを有効活用してほしい」と訴えている。(県北版)

